出張先での雑記帖



浜松町
Hamamatsucho


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2017年 1月 25日(水) 浜松町(東京)

<小便小僧>

山手線外回り・京浜東北線南行ホームの田町寄りに設置されてる。
季節によって衣装を変えることで知られ、
通勤・通学客の目を楽しませている。

1952年(昭和27年)、10月14日の鉄道開通80周年に際して、
当時の浜松町駅長の椎野栄三郎が、
何か記念になるものはないかと新橋駅の嘱託歯科医だった友人の小林光に相談し、
小林の長男誕生記念に作られて診療所の庭に置かれていた
白い陶器製の小便小僧が寄贈されたのが最初。

当初は衣装はなく、裸の状態であった。
ある寒い日に女の子が毛糸の帽子を被せたのが衣装を着せた。
その後、浜松町の会社に勤務していた
田中栄子という女性が衣装を作成して着せるようになった。

1986年(昭和61年)には、東京消防庁芝消防署から防災PR用に
小便小僧に着せる消防服を作って欲しいと
港区の手芸グループ「あじさい」に依頼があった。
それをきっかけとして同年11月から再び着せ替えが始まり、
それ以降は「あじさい」により衣装が毎月変更されている。


久しぶりにリフレッシュできました!



小便小僧(1月)
世界的に有名な
『小便小僧:ジュリアン君』は
大変な衣装持ちですが、
浜松町の『小便小僧』も
季節によって衣装を変えているそうです。

小便小僧(6月)
世界的に有名な
『小便小僧:ジュリアン君』は
大変な衣装持ちですが、
浜松町の『小便小僧』も
季節によって衣装を変えているそうです。

小便小僧(12月)
世界的に有名な
『小便小僧:ジュリアン君』は
大変な衣装持ちですが、
浜松町の『小便小僧』も
季節によって衣装を変えているそうです。

小便小僧のモザイクレリーフ
2009年の開業100周年記念で、
改札外コンコースに
小便小僧のモザイクレリーフが設置された。



2017年 1月 25日(水) 浜松町(東京)

<旧芝離宮恩賜庭園>

小石川後楽園と共に、今に残る江戸初期の大名庭園。
典型的な回遊式泉水庭園で池を中心にした地割りと石割は秀逸。
ここはもともと海面だったが明暦(1655〜1658年)の頃に埋め立てられ、
延宝6年(1678年)に老中・大久保忠朝の邸地となった。
忠朝は上屋敷を建てるに際し、藩地の小田原から庭師を呼び寄せ、
庭園を造らせ「楽寿園」と命名した。
明治4年に有栖川宮家のものになったが、
同8年に宮内省がこれを買いあげ、翌9年に芝離宮となった。

泉水は、この庭園の要を成す施設です。
池は海水を引き入れた「潮入りの池」でした。
引き潮の時は中島から浮島に渡れたり、
潮の干満により州浜や島々の風景が劇的に変化したといわれています。
今は残念ながら海水の取り入れができなくなり、淡水の池になっています。








久しぶりにリフレッシュできました!



中島の石組
旧芝離宮恩賜庭園には、数々の名石
が用いられた庭造りが行われています。
根府川山や中島の石組は一見の価値があります。

中国で仙人が住むと言われる
「蓬莱山」を表した中島の石組です。

西湖の堤
中国の杭州(現在の浙江省)にある湖、
西湖堤は、風光明媚な西湖の蘇堤を
模した石造りの堤です。
古来、詩歌や絵画の題材として珍重されました。



鯛橋
鯛形の根府川石の橋を渡ると
右手に豪壮で圧倒されるような築山があります。
その山麓に根府川石の飛石が
端正な形に敷かれています。


枯滝の石組
山渓を流れ落ちる滝を彷彿とさせる石組です。

特に大久保家の藩地であった小田原 から、
多くの根府川石が運ばれ、
いくつかの石組と泉水周りの飛石に使われています。
泉水の護岸は富士の黒朴石が用いられています。